自主事業アーカイブ
Small Compact Performance 2021 第4回 木村大&榊原大
12月4日(土) 開演15時30分
今回のアーティストは、クラシックギター界のプリンス~進化し続けるギタリスト~木村 大さんと、オンリーワンの存在感を放つピアニスト榊原 大さん。
演奏会を無事に開催できるよう、出演者のお二人には事前にPCR検査を受けて頂きました。
通常は演奏者とお客様の絶妙な距離感が好評の演奏会ですが、ソーシャルディスタンスを保つため大ホールに会場を移し、オーケストラピットを本舞台と同じ高さまで引き上げた特設ステージでの公演となりました。
クラシックギターの名曲「禁じられた遊び」が大ホールの空間に豊かに響き始めました。
演奏の合間は、お二人の軽妙な会話が飛び交いました。
文化会館のピアノに「今日はいい子に出会えた。とてもナチュラルに音が入って来る。」と嬉しそうにお話しされる榊原さん。
ステージの環境によって音が変わるのだそうです。
「デュオを組んでからしばらく経ちますが、二人の関係がだんだん熟成されて、今では夫婦のようです。」
息の合った演奏と二人の楽しげな様子に、聞いているこちらまで心が躍ります。
「なんと、本日CDを買ってくださった方には50名様先着で、サイン色紙をプレゼントします!」
「それさっき言ったよ。」
木村さんが高らかに言うと、すかさず榊原さんからツッコミが… まるでコントのようなやり取りに会場中に笑いが溢れました。
ヴィヴァルディの「四季」。 通常はオーケストラで演奏される曲ですが、今日は榊原さんと木村さんによるピアノとギターのアレンジバージョン。
素晴らしい技巧と表現力に、惜しみない拍手が送られました。