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Small Compact Performance 2021 第2回 名渡山遼

8月9日(月・祝)、世界的に活躍されているトップ・ウクレレ・プレイヤーの名渡山遼さんをお迎えして、第2回目のSmall Compact Performance2021が行われました。 バンドメンバーは、ピアノの大坂孝之助さん、ベースの澤田将弘さん、ドラムの長谷川ガクさん。
演奏会を無事に開催できるよう、出演者の皆さんには事前にPCR検査を受けて頂き、陰性であると確認を取ったうえでお越しいただいております。
また、例年は中ホールで開催されていた演奏会ですが、ソーシャルディスタンスを保つため大ホールに会場を移し、オーケストラピットで作られた特設ステージでの公演となりました。

開場前の廊下には、名渡山さんの演奏を楽しみに来られたお客様の長蛇の列。
期待がぐんぐんと高まるところですが、ソーシャルディスタンスをしっかり保ってお待ちいただきました。
15時半開演。ウクレレの小気味のいい音色がホールに響き渡ります。

お持ちのウクレレは全て自作されたものだと話す名渡山さん。
「鶴丸ちゃん」「古都音(ことね)ちゃん」など、一つひとつに愛称をつけているそうで、笑顔で紹介されていました。

昨今の情勢から演奏会が度々中止になってしまい、お客様やファンの方とのコミュニケーションが取りにくくなってしまったことを寂しく思った名渡山さんは、SNSを通じての繋がりに着目。
SNSでのライブ配信にて、お客様やファンの方にテーマをもらい、リアルタイムで作曲…そうして出来上がったのが「Five Roses」でした。
「5つのバラ」の花言葉は、「あなたに出合えたことの感謝」。
ご来場いただいたお客様へ感謝の気持ちを述べ、最後の曲として演奏されました。

鳴り止まない拍手に応え、アンコールに「Bloom in your Heart」が演奏されました。
「上越に来ることができて本当に良かったです。」名渡山さんはそう話され、帰途につかれました。